今までデスクトップで生きてきましたが、ノートが必要になったので数年ぶりに購入しました。
これから新生活に向けてパソコンを買う人も多い時期で、せっかくなので軽くレビューします。
スペック
カスタマイズなしのスペックです。
Dell Inspiron 14 | |
CPU | Ryzen 7 8840U |
GPU | Radeon 780M |
ディスプレイ | 14インチIPS 60Hz 非光沢 1920×1200 250nit |
メモリ | DDR5 5600 2x8GB(計16GB) |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
OS | Windows 11 Home |
ポート | 2x 5Gbps Type-A 1x 10Gbps Type-C DP1.4 Altモード/USB PD対応 x1 HDMI1.4 x1 SDカード x1 3.5mm 4極(イヤホン/マイク共用) |
通信機能 | WiFi6 2.4/5Ghz(最大1201Mbps) Bluetooth5.3 RTL8852BE |
カメラ | 720p 30FPS |
重量 | 1.61kg |
カラー | アイスブルー プラスチックシャーシ |
その他 | McAfee+ プレミアム 1年版 Microsoft 365 30日 付属 |
保証期間 | 1年 |
特徴
似た構成のパソコンなんていっぱいある中何故こいつを選んだのか その理由を述べていきます
USB PD対応
これが一番大きな理由です。ノートパソコン用にデカくて重い充電器を持ち運びたくないことと、スマホの充電器を使い回せるのが便利だからです。
大容量
SSDは1TBとかなり大きめの容量。市場に出回ってる殆どのパソコンは512GBなので、その2倍と考えるとかなりうれしいです。
RAMは16GBと普通ですが、DDR5 5600Mhzと割と高速なので、内臓GPUの性能も期待できるのがGOOD。
交換可能なメモリとSSD
世の中のノートパソコンは、メモリが交換できないものが殆どですが、この子はなんと交換できてしまいます。DDR5 SODIMMの、5600MHzで 16×2=32GBのデュアルチャネルまで対応しています。
また、SSDも交換できるみたいです。マニュアルには”M.2 2230 ソリッドステート ドライブ、Class 35″とか書いてありますが、多分PCIe4.0x4のことです。 購入する際は、サイズがM.2の2230か確認するようにしましょう。
ゲーム性能も高い
流石にdGPU搭載機には遠く及びませんが、Radeon 780Mを搭載しているて、メモリも5600Mhzのデュアルチャネルなので、かなりの性能がでます。デスクトップのGTX1650くらいの性能は出るので、AAA級ゲームとかでなければ高画質にこだわらなければプレイ可能です。
欠点
良い所ばっか載せてもしょうがないので、悪口も書きます。
なお、筆者はノートPCエアプなので、いやそれは普通だろ!!とかこれは致命的な欠点だろ!!!って思った方は優しく教えてください。
充電
マニュアル曰く、ACアダプタ使用で65W USB PDで15Wの充電/給電ができるみたいです。
ノートPCで15Wかなり物足りないかな…って感じです。
重量
14インチのノートPCにしては少しだけ重いような気もします。バッテリーが54Whと比較対象より少し大きいのも影響してそうですが…
HDMI
HDMIは1.4みたいですね。4k60fpsの対応がいまいちなのが少し残念です。Type-CがDP1.4 Alt Modeに対応しているので最悪困りはしませんが
VRAM
購入して届くまで知りませんでした。完全に想定外です。
BIOSメニューから内臓GPUのVRAMへの割り当て量の変更が恐らくできません。VRAMには自動で512MBが割り当てられるので、かなり少ない容量で使用しなければならないことになります。
AMD Softwareから一部変更できるみたいです。方法については後述します。
購入
Dell直販サイトから購入しました。
学割
Dellでは、パソコンやモニター、その他周辺などに対して学割が使えます。
特徴的なのはその対象の広さ。次のいずれかの人が対象になります。
- 小学校、中学校、高等学校、大学、大学院、専門学校の学生、またその学校に進学が決定した生徒
- 大学受験予備校に在籍する学生
- 小・中・高・大学・専門学校の教職員
- PTAの役員・委員に在任中の方、もしくは着任予定の方
この全てが対象になります。小学生でも驚きですが、予備校生、PTAまで含まれてるので何でもあり感があります。
8万円以上のInspironシリーズは、4% 7万円以下のInspironシリーズは2%割引されます。
他のブランドも、違う割引率で対象となっているので、気になる方は公式サイトを覗いてみてください。
ac.jpやed.jpのドメインのメールアドレスを学校で使っている場合は、書類の提出等なくこのページからすぐクーポンを申し込めます。
価格
記事執筆の2025/1/6時点では、Ryzen 7 8840U搭載モデルの、未カスタマイズ品は、83,573円です。これに先ほどの学割クーポンを併せて80232円で購入しました。1月5日に購入して、翌々日の7日に到着。
直販店の割にはかなり早い印象です。
開封


無骨にノートパソコンって感じで届きました。当然といえば当然ですが…

内容物はこんな感じ。Type-C充電対応してるんだからわざわざDCプラグとその充電器つけなくてもな…って気もします。
ちなみに到着時バッテリー残量は0%でした。


画面は大体150°くらい?傾きます。
初期設定
自作じゃないし届いたら使えるので特にやることもないですが…
McAfee
購入後1年間無料で使えますが、宗教上の理由で消しました。
GPUソフト
軽いゲーム用でも買ったのもあるので、GPU性能も非常に大切です。

AMD Software: Adrenalin Editionをインストール&開き、パフォーマンスのチューニング欄から、メモリ オプティマイザーを生産性からゲームに変更して再起動することで、割り当てられるVRAMが512MBから2GBに変更されます。
もちろん、ゲーム以外でのGPUをあまり使わない用途を想定している場合は、生産性のままにしておく方がよいでしょう。
ベンチマーク
測定は電源に繋いだ状態で、電源設定を高パフォーマンスにして行います。
Cinebench R23
定番のCPUベンチ。

マルチが9198pts シングルが1674pts 悪くないんじゃないでしょうか。
Passmark
こちらも定番のベンチソフト。







FFXV ベンチマーク
ゲーム性能も見てみましょう。一番需要の高いであろう、フルHDの標準品質で実行してみます。

画質やフレームレートにこだわりがなければ全然プレイできそうですね。
Crystaldiskmark
SSDの性能も見てみましょう。

標準的なPCIe4.0x4のSSDです…この辺は使い込んでいかなきゃちゃんと評価できませんね。
CrystalDiskInfo

撮るのを忘れていてゲームを1本入れた後での撮影のですが、こんな感じです。
是非揃えてほしい周辺機器
必須ではないけど、あったら便利かなぁ…とか使ってよかったものでも貼っておきます。
UGREENの回し者ではないですが、コスパがいいので結果的にUGREENが大半を占めてしまいました。
UGREEN Revodok(Type-Cハブ)
Amazonでクーポン利用で3200円ほどで購入できます。このノートで不足しそうなHDMI出力やUSB 有線LANなどを拡張できるほか、USB PDにも対応しています。
縦置きスタンド
使わないときに立てて収納できるほか、家でデスクトップ代わりに使うときの排熱対策にもなります。
トラッキングボールマウス
私の欲しいなぁ…枠です。私自身はトラッキングボール触ったことありません。
USB 充電器
小さめのPD対応充電器です。非常用に持ち運ぶのもありかも。
まとめ
- 安価でCPU/GPU共に高性能なノートパソコン
- メモリ/SSD共に優秀
- USB PDやDP Alt Modeもしっかり対応
- サイズの割に少し重い筐体
- PD対応とは言え15Wまでと少し貧弱
- 安っぽいとは言わないが高級感はない(実際安いが…)
- 意外と音が大きい(そんなもん?)
- (2月追記:ACアダプタのノイズがややする 満充電でシャットダウンもしてるのにサーって一生鳴ってます)
安いけど必要なことろはしっかりしてる印象です。
実ゲーム動作はまた時間があるときにYoutubeに載せる…かもしれません。
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