以前レビューしたB40S DIGに改良版が出たみたいなので買ってみました。
主にデザイン面での改良っぽく、性能は特に変わってなさそうです。
以前の記事はこちら↓

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スペック
外箱よりスペックを抜粋。正直TDP周りは宛にならない。だからといって他も信頼してませんが…
対応ソケット | LGA115X/1200/1700/1851 | 風量 | 44.2CFM |
AM4/AM5 | 風圧 | 2.36mmH20 | |
製品寸法 | 105x90x129mm | ノイズ | 33dB(A) |
ヒートパイプ | 直径6mm*4 | コネクタ | 4Pin PWM |
TDP | 200W | 軸受け | 油圧ベアリング |
ファンの寸法 | 100*100*25mm | 保証期間 | 3年 |
消費電流 | 0.16A | 重量 | 660g |
開封
外観&付属品



外箱はこんな感じ。相変わらず箱はへこんだ状態で届きましたが、中身は無事です。
パッケージには外観や性能などが載っています。



これは普通にシルバーのヒートシンクですが、完全真っ黒のモデルも若干高いですがあるみたいです。
見た目に拘る方はそちらがおすすめ。
組み立て
組み立て方はソケットに寄るので説明書を読んでください…という他ないので割愛して、組み立てて温度を表示した写真を載せておきます。


マイナーチェンジ前と比べると、温度に応じたインジケーターバー的な表示が追加されました。
低温が青、温度が高くなるにつれて黄色→赤と変化していくみたいです。
また、COOLLEOというブランドの表記がなくなりました。不評だったんでしょうね…
↓はv1の写真です。こうして比べるとデザインがかなり良くなりましたね。

そういえばv1に付属のグリスは妙に硬かった記憶がありますが、今回は特に何も感じなかった気がします。
セットアップと動作
USBで接続するとOS起動時に勝手にダウンロードしてくれます。もし自動でダウンロードされなかったら以下のリンク先から手動でダウンロードし、インストールしてください。
https://upgrade-1318931438.cos.ap-beijing.myqcloud.com/display-100/100C100D/COOLLEO-DIG.zip

中のファイルを見るに温度の取得にはLibre Hardware Monitorを使っているみたいですね。
インストールするとモニターに温度と消費電力が表示されるようになるはずです。
所感
誰も信じてないだろうと思いますがTDP200Wは絶対に無理です。100×100mmの25mm厚ファンと、このヒートシンクの大きさで冷やせる筈もありません。
室温32℃程度の空調の効いていない部屋でベンチを回すと以下のような結果に。

84Wで85℃です。AMDのCPUは95℃が最大動作温度として設定されているので、95Wくらいが限界値でしょう。冷房や季節によればもう少し冷やせるかもしれません。
最近のCPUはTDP65W!(笑)とか言いつつ余裕があれば平気な顔して90W近く消費するため、実質的にはTDP65WくらいのCPUが性能を隈なく引き出せるラインになりそうです。
手持ちの秤で重量を測ったところ458gと表示され、スペック上の数値と乖離していたのは測り間違えでしょうか…?と困惑しております。
まとめ
総じてコスパは高くていい買い物をしたと思います。組み合わせるおすすめはRyzen 5や7の非X3DモデルなどのデフォルトTDPが65Wの方々。
どうせ値段も大して変わらないので折角ならRGB付きのヒートシンクまで黒いモデルがお勧めです。
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