やってることはただのリモートデスクトップです。
Geforce Nowは?
今まで月額500円そこらで遊べていたGeforce Nowですが、auスマートパスプレミアム版の新規受付停止やSoftbank版の提供終了で、かなりお高くなってしまいました。
それに対応ゲーム数も多くなったとはいえ限られるので、もう厳しいといえるでしょう。
リモートデスクトップの色々
リモートデスクトップと言っても色々ソフトがあります。
メジャーなところだと、RDPや、Chrome リモートデスクトップなんてものもあります。
ただ、こいつらは当然ゲーム向きではないので、マウスでの視点移動が難しかったり、遅延が大きかったりとゲーム用途には難しい感じがします。
Chromeの方はセットアップも非常に簡単で使い勝手もいいのでゲーム用途以外なら非常におすすめです。
そんなこんなで候補に挙がったのが次の二つ
Parsec
parsec 非常に簡単にセットアップでき、ゲーム用に作られているので低遅延かつ機能も充実しています。また、他の人に共有して操作してもらうこともできます。
ただ、Android環境でのマウスの動作にまだ少し難ありな感じがするので、今回は見送ります。
Moonlight
NVIDIAが提供する機能。Geforce Experienceからそのまま利用できます。
非NVIDIAユーザーでもSunshineというソフトを使えば利用できます。 今回は両方解説します
非常に低遅延なのが特徴。通常はLAN内でしか使えないので外からアクセスするには別途設定が必要。今回はこちらを使います。
環境
関係ありそうなところだけ抜粋
Windows機
- Ryzen 7 7700
- GTX 660
- DDR5 5200 32GB
Chromebook
- Ideapad 560 Duet 128GB
Tailscaleのセットアップ
(LAN内でしかやらない・ポート開放する人はこの作業は不要です)
Tailscaleをダウンロードします。WindowsとAndroid版をそれぞれインストールします。
ついでに登録もしておきましょう。
Windows
まずはWindowsから。インストールについては数クリックで終わるので割愛します。
無事インストールできたら、タスクバー左の∧をクリックして、画像では左上にあるTailscaleのアイコンをクリックしましょう。
こんな画面がでてくるのでConnectを選択しましょう。再度サインインを求められるかもしれません。
Chromebook
同じく上記リンクのAndroidから飛ぶか、PlayストアでTailscaleと検索して インストールしましょう。
起動してログインするとこのような画面になります。
私はスマホやら学校で使っていたChromebookやらがありますが、皆さんは1つしか表示されないはずです。
WindowsPCの名前(設定してなければdesktop-~~~)をクリックするとipアドレスがコピーされます。
Moonlightの設定
Windows
Sunshie
こちらはNVIDIA以外も対応です。
Sunshineをダウンロード&インストールします。
起動するとブラウザが開きます。警告がでますが無視して進みます。
左下の詳細情報をクリックして、展開された部分にある localhostにアクセスする の部分をクリックしましょう。
適当にユーザー名とパスワードを設定します。私は面倒なので全部0で埋めときました。
Loginを押すと再度ユーザー名とパスワードを求められます。先ほど設定したものを入力しましょう。
ログインできるとこんな画面がでてきます。後ほどPinを打つ場面が出てくるので、左上のPinをクリックして、打ち込みましょう。
Geforce Experience
こちらはNVIDIA GPU限定ですが、セットアップが楽です。
Geforce Experienceを開いて、左上の設定ボタンからSHIELDを選択し、GAMESTREAMを有効にしましょう。
何かアプリがないとデスクトップを表示するのに不便なので適当に何か追加します。
この作業はなくても大丈夫です。
画面中央下の”追加”をクリックして、適当な場所でbatファイルを作成して追加しましょう。今回はlaunch.batとしました。
後ほどでてくるPinコードはGeforce Experienceの右下に打ち込むところがでてきます。
Chromebook
PlayストアからMoonlightをインストールします。
起動したら同一LANにある場合自動でPCが追加されますが、一旦無視して左の+ボタンからデバイスを追加します。
ここで、先程コピーしたPCののIPアドレスを貼り付けて追加しましょう。
その後PINコードが表示されるので、Windows側で打ち込めばOKです。
これで一通りの作業は終わりです。
MoonlightからPCを選択したらこのような画面がでてくるので、起動したいゲームを選んでクリックしましょう。 デスクトップを開きたいときは先程の手順で作ったlaunchを選択すればOKです。
(画像はExperience SunshineならDESKTOPとSTEAMがでてきます)
無事Chromebook上でWindowsの画面を動かすことができました
2回目以降起動するときは、tailscaleが有効になっているか確認しましょう。
右下のWifiマークの左下に鍵のアイコンがついていたら恐らく有効になってます。
PC側は基本的に自動起動ですが、怪しかったらインジケーターの部分を確認してみてください。
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