白基板で最安クラスのColorful B650M-GHAをレビュー

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Aliexpressでかなり安く売っていたので買ってみました。Colorfulといえばグラボのイメージが強いのでマザボを見るのは初めてです。

目次

スペック

製品箱より抜粋&翻訳 公式サイトには本製品が何故か載っていなかったので、足りない部分は代わりにA620モデルのから補っています。こっちの方が上位モデルなので性能が低いことはないでしょう。Colorful-Product-BATTLE-AX A620M-GHA WIFI V14

また、便宜上5GbpsをUSB3.0 10Gbpsを3.1 20Gbpsを3.2と表記します。

名称BATTLE-AX B650M-GHA WIFI V14備考
チップセットB650
ファームファクタMicroATX
メモリーDDR5 x2(最大96GB)各最大48GB
4800まで定格
OCで5000~7600まで
ストレージSATA3.0 x6
M.2 PCIe4.0x4 x2
RAID0,1,10
PCIeスロットPCIe4.0 x16
PCIe4.0 x4
リアパネルUSB 3.0Type-A x2
USB2.0 Type-A x4
PS/2
DisplayPort HDMI 各1
2.5G LAN
3.5mm オーディオ x3
BIOSアップデートボタン
アンテナ端子 x2
HDMI/DPは4K60P
LANはRJ45端子
その他コネクタ8ピンCPU
5G USB Type-C
5G USB Type-A
CHA_FAN x2
AIO_PUMP
ARGB x2
12V RGBは非搭載
通信機能2.5G LAN
WiFi6
Bluetooth5.1

10Gpbs以上のUSBがないのが大きな弱点と言えそうです。それ以外は標準的なB650マザーです。

購入

Aliexpressで当時17000円ほどで購入しました。(クーポン込みで15000円) 白色というだけでなく、普通にWiFi付きのB650マザーとしてみてもかなり安いのではないでしょうか。

例によってAliexpressは商品ページがコロコロ変わるので検索ページも貼っておきます。B650M-GHA -Aliexpress

8/26に購入後、9/1に到着しました。

開封

外装はよくある感じです。当然日本語ではないですが、中国語…ではなく英語なのはありがたいですね。

付属品。アンテナやSATAケーブルまでしっかり真っ白なのはポイント高いです。

本体です。普通に白いMATXマザーですが、ボタン電池が付いていないので注意が必要です。

私はCR2032の電池を買いました。

取説にこんなのが書かれてました。非常にわかりやすいので全マザボにつけて欲しいくらいです。

組み立て&外観

ただのMATXマザーなので特段触れることはないですが、先ほどお伝えしたボタン電池と、12vRGB端子がない?ので注意が必要です。

今回メモリとCPUクーラー(写ってないがCPU)も白くて安いやつを輸入したので、デザインが気になる人は覗いてみてください。 通常時でもそこそこ安いですが、Choice Dayなどにクーポンと併用すると超破格で買えます。

ケースはZALMANのP10 Whiteを選択。ピラーレスで安価なモデルです。安価と言えどType-CやGPUのサポートが標準で付いていたりと機能性も十分です。

競合のCX200Mは付属のファンが余りに酷いので個人的にはおすすめできません。


組み立てるとこんな感じ。全身真っ白なのでRGBなしでもかなりいいデザインしてますね。

RGBライティング込みだと綺麗ですね。グラボが安物(失礼)なのが玉に瑕ですが、白と黒のアクセントがいい味を出しているような気もします。

軽く負荷テスト

マザボのベンチってどうするんだろうと思いましたが、とりあえずCPUに長期間負荷をかけてみます。

とはいえVRM周りは一応ヒートシンクで覆われているのと、そもそも4Pin x1しか電源供給がなく大電力を消費する上位モデルを搭載することはないので問題が起こるはずもない気がしますが…

Cinebench R24

定番CPUベンチソフトの最新版。10分間動かしてみてクロックの変化を見てみます。

途中でガクッとクロックが落ちることもなく常にほぼ5Ghzを維持してくれています。消費電力は途中で一回落ちてますが、1枚面の描画が終わって切り替わったタイミングなので仕様です。

まとめ

メリット

  • 全身ほぼ真っ白で低価格
  • ケーブルやアンテナなど付属品へのこだわりも〇
  • WiFiやBluetoohなどもしっかり対応

やはりコスパのよさがかなり光っている製品だと改めて感じます。

そもそも低価格帯のマザボなのでそこまで褒めるところもないです。

デメリット

  • ボタン電池が付属しない
  • 12V(4ピン)RGB非搭載
  • 拡張性が高くない

3ピンARGB端子が2つついているのに12VRGBがないみたいです。正直使わないのでいいですが…

メモリスロットが2つ PCIe x16が1つなのもB650マザーとしては珍しい気がします。DDR5は枚数が増えるとクロックが落ちるのと、MATXマザーにおいてPCIeはグラボで塞がって実質使えなかったりするのでここも問題ない気がします。

CHA_FAN端子はもう1つ欲しいなぁとも思います。最近のピラーレスケースはリア・トップ・ボトム・フロントとファンを配置する場所が多いので2つでは少し物足りないです。

総評

価格コムを見てみると、AM5で白いマザボが最安でも2万6千円程度することを考えるとかなり安いんじゃないかと思います。個人的にはかなりおすすめなのでもの好きな方は試してみてはいかがでしょうか。

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