高性能ミニPCにMODとプラグインを両立できるMohist MCを導入する【Minecraft Server】

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前回の記事でMinisforum UM690Sのレビューをしたのでその続き。

Modとプラグインを両方導入できるサーバーがあるみたいなので、導入の解説&パフォーマンステストを行っていきます。

目次

ダウンロード

Mohistのダウンロード

MohistMCのダウンロードページよりForge/Fabric/NeoForgeそれぞれに分かれたサーバー本体をダウンロードします。

今回はCreate Modを使いたいのでForgeを導入することにします。遊びたいModの要件に合わせてダウンロードしてください。

名前対応Mod
MohistForge
BannerFabric
YouerNeoForge(開発中)
MohistMCの対応サーバー

JDKのダウンロード&インストール

JDKのダウンロードページより、サーバーに必要なJavaバージョンのJDKをダウンロードします。

JDKダウンロードページ

Windowsを選択して、msiかexeどっちかでダウンロードしましょう。zipは圧縮された(されてない)し、解凍が面倒です。

ダウンロードできたらインストールします。これは数クリックで終わるので特に解説はしません。

サーバーセットアップ

起動用ファイルの作成

ダウンロードしたmohistの.jarファイルを任意の新しいフォルダに格納して、同じフォルダ上にサーバー起動用のbatファイルを作成します。ファイルが大量に出現するので、デスクトップに直接置いたりするのは危険です。

拡張子表示の設定をしていない人はここでしましょう。

エクスプローラー 拡張子の表示

上のタブの中にある、表示->表示->ファイル名拡張子 にチェックを入れます。

設定ができたら先ほど作ったフォルダで、”ファイルの新規作成”->”テキストドキュメント”とし、「好きな名前.bat」としてファイルを作ります。サーバー起動用のファイルなので、今回はわかりやすく”Server_Launch.bat”とします。

作ったファイルを右クリックして、

java -Xmx1024M -Xms1024M -jar ダウンロードしたMohistの名前.jar nogui

をコピペして保存します。「ダウンロードしたMohistの名前」は、最初にダウンロードしたjarファイルの名前として保存しましょう。

メモリ割り当て

また、サーバーへのメモリの割り当て量もここで設定できます。

Xmx1024Mが最大メモリ(単位はメガバイト 1024の数字を変更してください)

Xms1024Mが最小メモリ(同じく1024の数字を変更してください)

当然ですが、最小が最大を越えるとエラーが起きるので間違えないようにしてください。

起動

先ほど作ったbatファイルをダブルクリックするだけで起動します。

EULAの確認画面

初回起動時はEULAに同意するか聞かれるので、同意するなら true と打ち込んでEnterを押せば先に進みます。

サーバー起動画面

EULAに同意するとサーバー生成が始まり、完了するとDone(かかった秒数)! For help……と表示されます。

これでサーバー自体は起動できました。いったんCtrl+Cを押すか、stopと打ち込んでEnterしましょう。

Mod&プラグインの導入

一応解説しますが、普通のForge/Spigotサーバーと変わりません。

Mod

modsというフォルダが生成されるので、その中に導入したいModの.jarファイルを貼り付けるだけでOKです。

ModにはForge用 Fabric用 NeoForge用と分かれていることがほとんどなので、間違えないよいうに気を付けましょう。

今回はCreateを入れました。

プラグイン

同じく、ダウンロードした.jarファイルを、pluginsフォルダに貼り付ければOK

現状ほぼSpigot一択なので互換性は気にする必要はないですが、遊びたいサーバーのバージョンに対応しているかどうかだけ確認しておきましょう。

今回はGSitを入れました。

テスト

クライアントにもmodを導入した状態でサーバーに入ってみます。

サーバーコンソールにgamemode creative @aを打ち込み

クリエイティブのインベントリから、Mod要素のアイテムを取り出せれば無事にModの導入ができています。

続いて、プラグイン独自のコマンドや動作(GSitの場合/sit等)を入力して動作すればプラグインも導入自体は問題なくできているでしょう。ただし、バージョンが違うと動作が制限されたり不安定になったりするので何か問題があるときはバージョンを確認してみてください。

簡単にベンチマーク

テスト方法

数十人でテスト…したいのですが残念ながら無理なので、今回は無理やり負荷をかけて検証します。

テスト内容:スーパーフラットのワールドにスケルトン2^n体を召喚し、サーバーに掛かっている負荷を計測(nは0以上の整数)

テスト風景はYoutubeに載せておくので、こっちでは結果だけ抜粋して取り扱います。

せっかくModとPluginを導入できるのにそれらを使わないのは、後に控えている公式やPaper等別のサーバーと同じ条件で比較したいからです。

CreateとGSitは導入したままで、TabTPSを追加して測定しています。

テストの様子

私のYoutubeからテストの様子をご覧いただけます。

途中でランプをチカチカさせているのは具体的に遅延がどれくらいかを示すためです。

UM690S Minecraft サーバー Mohist 負荷テスト

結果

TPS
MSPT

800体くらいが遅延を全く感じずに快適に遊べる限度でしょうか。1024体くらいがゆるいサバイバルに耐えれる限度ラインと言えそうです。

今回の趣旨はあくまでもMod+Pluginなので、それらを導入して実際は他のプレイヤーもいることを考えると、10人いないくらいなら耐えれそうです。

データとしてはシングル性能が弱いノート向けCPUと考えるとよく頑張っていると思います。せっかく8コアもあるのにマルチコア非対応なせいで1/8しか生かせてないのが歯がゆいところです。やはりModかプラグインどちらかにしぼって(できればプラグイン)、PurpurやFoliaなど軽量だったりマルチスレッド対応のサーバーで動かしたいところです。

まとめ

Mod+プラグイン対応のMohistもミニPCで十分動かせそうです。

ただシングル性能が弱いので、10人以上ってなると工業Modなど重量級のものは厳しそうです。
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