最近はメモリ・SSDが価格上昇気味なので、少しでも自作のコストを抑えたいところです。
というわけで少しでもケチろうとアリエクで安そうなのを購入したので簡単にレビュー。
公称スペック
名称 | Reletech P600 | |
インターフェイス | PCIe 3.0 x4 | |
フォームファクタ | M.2 2280 | |
容量 | 1024 GB | 2048 GB |
シーケンシャルリード | 3400MB/s | |
シーケンシャルライト | 2900MB/s | |
NAND | 3D NAND | |
DRAM | 不明 | |
コントローラ | 不明 | |
SLCキャッシュ | 不明 | |
書き込み耐性 | 不明 | |
MTBF | 不明 | |
保証 | 5年 | |
参考価格(2024/07/11時点) | 7575円 | 14528円 |
1GB当たりの単価 | 7.4円 | 7.1円 |
中華メーカーあるあるなんでしょうが、非公開の部分が多いですね
Aliexpressで購入
1TBは上記ページから購入いただけますが、Aliexpressあるあるで値動きが激しかったり商品ページがコロコロ変わったりするので、ご自身で調べていただいた方が確実です。下記リンクから検索ページに飛べます。
現在の相場なら、1TBが8000円以下くらいなら買いじゃないでしょうか?それ以上なら日本で買った方が安心だし数日早く届きます。
個人的には上位モデルの2TB版が最高にコスパ高くておすすめです。
普通の2TBもおすすめ
開封
パッケージはこんな感じ しっかり潰れて届きました。エコな梱包でいいですね 中身が生きてりゃなんでもいいです
特筆すべき点はなし 普通の安物SSDのパッケージですね。
SSD本体も特段触れることはないです。
チップの確認
なんか印字が薄かったです。そんなもんでしょうか?
私のスマホのカメラではチップの印字まで移せないので、マクロで撮影したのを何枚かに分けてお届け。
調べても詳細がでてきませんでしたが、
“H25T1TC48CX490
TW017-1E
T2338T” と印字されたチップが4つ載っています。恐らく256GBがx4つで1TBでしょう。
コントローラはMaxioのMAP1202C-F1C です。調べた感じXrayDiskなどでも同じコントローラが使われているみたいですね。
検証環境
名称 | |
マザーボード | MSI PRO B650M-A WIFI |
CPU | Ryzen 5 5600 |
RAM | DDR5 5200 32GB |
OS | Windows 11 Pro |
ベンチマーク
ドライブ情報を確認
まずはCrystalDiskInfoで見てみます。
測定前に試しでOSを入れてしまったり、ベンチの後に撮影したのでいくらか書き込みがしてあるだけで、新品購入なのに既に使用された形跡がある!というわけではないです。
なお温度は一生40℃です。温度センサーついてないんですね… まぁよくあることです。
しっかり冷却できる環境で扱うなら問題なし
CrystalDiskMark
まずは定番のCrystalDisk Markで測定 設定はデフォルトのままです。
概ね公称値通りですね。メインの起動SSDにもデータストレージとしても申分ない性能です。
ATTO Disk Benchmark 4.01
続いてATTO Disk Benchmark 4.01.0f1でも計測 こちらも設定はデフォルトのまま実行
読み書きともに非常に安定していて、いい結果と言えるのではないでしょうか。
まとめ:安価で高性能と優秀なSSD
メリット
- とにかく安い
- 読み書きともにコスパ良く優秀
- 一応5年保証
デメリット
- 温度センサが省かれているなど安いなりの理由がある
- 公称スペックに非公開の部分が多い(今後変更される可能性アリ)
2024/07/11現在 同等スペックのSSDを国内で入手しようとすると9000近く(価格コム参照)するので、1500円近く安く購入できます。物好きな方は買ってみてはいかがでしょうか。
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